映画「溺れるナイフ」の大友くん(重岡くん)のやばさ、そしてそれを見た私のやばい今
感想っぽい吐き出し
・大友くん(重岡くん)が登場するだけで佇まいにヒリヒリする。青春が服着て歩いている。
・青春が服着てるんだけど儚い美少年ではない。
一生通じる男らしさがにじみ出ている。
・浅黒さ!質感!顔の素材がまるっと出てしまう切りすぎ寄りの短髪!
・「私も大友君に幸せにしてもらいたい」と泣く私
・劇中、「大友が夏芽ちゃんのこと好きなのは知っとうけど私は大友の事が好き」という私の創作セリフを何度も頭の中で唱えた
・コウちゃん(菅田将暉)は人間離れした透明感ある撮られ方(引きが多かったように思う)、夏芽(小松奈菜)は小顔でエキゾチックゆえにアップになっても見惚れる感じになったけど、大友君はアップになるとむせかえる人間味。見ているとぐわっとむわっとなる。掻き立てられる。
・全部好きなシーンなんだけど大友が夏芽の家に魚を届けに自転車でやってきて、夏芽とポッキンアイスを分け合うまでのシーンが好きすぎた。
若いけど艶めかしい夏芽が家の二階から顔を出していて、それを見上げる大友。顔はあんまり見えないけどあー大友は夏芽が好きなんだなあと伝わるよ!?なんでだ!?
「お前の母ちゃん美人な」と娘の夏芽に言う大友!!!!!大友~~~~!!!!
・夏芽との椿のシーンとあとからのイメージビデオ大友バージョンみたいなのは美しかない・・・
・大友と夏芽のシーンは長回しがとにかく多い(コウちゃんのシーンもそうだったように思うが覚えていない)。ので、重岡君が醸し出す空気がまるわかりだ。好きになるしかない。それを受け止めたり、ひらりとかわしたりする小松奈菜の性的な感じがやばい。
・長回しって制作サイドの自己満足に思えて萎えることが多いんだけど、大友と夏芽の長回しは役者が演出セリフなどなどの全ての頂点に立っていて、周りにカメラなんかなくて、なんなら見てる私たちすらいない本当の二人のシーンにちゃんと見えたのでとても良くて息が苦しかった。この空気に身を置いていたいという気持ち。
・当て馬役はどうやっても正規ヒーローには勝てない、という事実に辛くなることがある。
結局最後に選ばれるのは正規ヒーローで、当て馬はちょっとした劣情を視聴者に与えたり、「私は当て馬君派♡」と出来るだけ多くの視聴者を救い上げる効果を狙っているのだ!というのが前面に出てきて嫌な気持ちになることがある。
でも重岡バージョンの大友は負けていなかったと思う。夏芽がコウちゃんに見せる顔と大友に見せる顔は全く異なっていてどちらも恐ろしく魅力的で、それは優劣をつけられるものではなく、ポジションが違うというだけのこと、と思えたのが心地よかった。
・マサキッスは正面で撮られることが少なくて、コウちゃんの掴もうとしてもするりと抜けていってしまう感じが良く出ていた。引きで見てコウちゃんだった。すごいなあ。
・夏芽に対しては激可愛いという気持ちと自分のコンプレックスを刺激されてつらい気持ちが同居した。
・バッティングのシーン、夏芽「好きにならないよ!」←そ、そういうとこだぞ夏芽〜〜!!!
・その後の間と大友返し最高
・夏芽が大友に泣きながら「好きになってくれてありがとう」というシーン(曖昧)、夏芽と完全にシンクロして「ありがとう」と思っていた。
・はあ、重岡くん・・・。
おしまい
※思い出したら随時追記します