「アイドルのバスツアーに初めて参加した」
シリーズも今回で終了です。
その1、その2でバスツアー日記自体は完結しています。
ここから先はかなり私情の話しかしませんので、一旦ここでご挨拶。
前記事を読んでくださった方もいるでしょうから、この場でお礼を言いたいと思います。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました！
久しぶりにこの感情を残したい！という思いで書くことができて、オタクとしての感情を思い出しました。ちょー楽しかったです。
重ね重ね宣伝をすると、6/13土曜日 12時から(開場は11時半)Akibaカルチャーズ劇場にて彼女達の定期公演があり、
一般予約(料金先払い、当日チケットと引き換え)も始まってます。
https://map.pigoo.jp/events/view/1639
こちらで無料会員登録後チケット予約が出来ます。
予約は6/6 21:00までだよ！ギリギリでごめんなさい！
おそらく当日券も出ることと思いますので、是非。
チケットは前予約2,500円、当日3,000円。別途ドリンク代500円です。
二時間やるかやらないかぐらいだと思います。
想像以上に「開かれた」空間だと思いますよ。お一人様でも余裕です。パッと見てパッと帰れます。
誰ともしゃべらなくてOKです。静かな現場です。座って見るので視界も良好です。
有り体で雑な表現をすると、
「乃木坂46が好きな方は好きかもしれません。」
曲はAKBの初期劇場曲が好きな方は好きなんじゃないかと思います。(これまた雑な紹介)
そばかすのキスとか、脳内パラダイスとか、天使のしっぽとかね。
私は試しに一回行ったら曲が好きだなと思い通い始めました。
あと彼女たちは曲の中で表情やダンスですごく演技をするので、一瞬で違う世界に連れて行ってくれます。
行って後悔は(ハコムスちゃんたちがおそらく)させません。
季節に合わせてセットリストが変わるので、今は春～夏にかけた選曲になっています。
たくさんの人に見て欲しいとは特に思っていなかったけど、
7月の門前さんの卒業を前に、今のハコムスを少しでも多くの人に覚えていて欲しいなというエゴで宣伝させてもらいました。
では、本当にありがとうございました。またどこかで。
ハコムス最高！
それでは、総括に進みたいと思います。
総括というより気持ちの吐き出しに近い。恥ずかしい感じ。
熱に浮かされたオタクが熱に浮かされて書く文章なので、あまり真に受けないでください。
でも、この記事を読むような方は、「自分の目で見て感じたことだけが本物」ってことがわかる方だと思います。だから変に流されないと信じて。
たぶんむちゃ長い自分語りに落ち着くと思います。すみません。
そもそもずっと「人生で一度はアイドルのバスツアーに行ってみたい」と思っていました。
ハロプロのファンクラブツアーの模様を結構追っていて、面白楽しそうでいいなあとずっと思っていて。
でもハロー！の子達に近さや規模の小ささは全く求めていなかったので、いつかどこかで行けたらいいなと思っていました。
ハコムス秋の日帰りバスツアーは3万も払えねーよと思って回避したけど、あまりに楽しそうだったので「次は絶対行こう」と思っていました。
そして発表された「1泊2日」のバスツアー。そして費用は「約5万円」。ハードル高すぎる。
でも幸いなことにハコムスきっかけでお友達になった子がいたので、貯金を崩して勇気を出してその子と一緒に申し込むことにしました。スペシャルサンクスはお友達に。
そしてあの時の自分グッジョブ。金は天下の回り物。意味違うけど。
ハコムスと、オタクと、スタッフで行った一泊二日のバスツアー。
私は小規模にも関わらず「開かれて」いるなと感じたんですよね。
もちろん距離も近くて、空間的には閉鎖的で、その気になれば個人的に沢山会話が出来る。
今まで自分が行っていたアイドル現場の規模からいうと「気持ち悪い」と感じてもおかしくないものでした。
でも、どちらかというと彼女たちの日常にお邪魔させてもらった、という感覚が近かったです。だからあまり息苦しさを感じませんでした。
それと、8人ともちゃんと遠くを見ているというか・・・。電波っぽい文章ですみません。
心優しくて、オタクの名前も覚えてくれて、サービスもいいんですけど、それを「アイドルとして」というより「人として」やってくれている印象を受けました。
それは「ハコイリ♡ムスメ」というグループの特性*1が効いてると思っていて、それがすごく心地よかったです。
だからすべてのアイドルが出来ることではない。むしろ真剣にアイドルとして上を目指したいグループはこうではないと思う。
もちろん、ハコムスがこれからやっぱりアイドル道を走っていきますとなる可能性もあるけど。
だからこそあのバスツアーは奇跡の空間でした。
まだ何者でもない、一応「アイドル」という名刺は持っている素敵な女の子8人と、綺麗な場所に行って、美味しいものを食べて、一緒の時を過ごす。
それだけじゃない、オタクにはその最高の時間を写真に収められるという権利すらありました。
この子達は今からそれぞれどこにいくか誰もわからない。
この先にあるものは、アイドルでも女優でもないかもしれない。
そんな無限の未来がある女の子達と、ただただ同じ時間を共有出来たことがどれだけすごいことなのか、それを体験してしまった自分ははたして幸せか不幸せか。そんな気分です。
なので散々書いておいて、
アイドルのバスツアーだったのか、と言われると正直よくわかりません(笑)
わかるのは、いいタイミングでハコムスに出会って、すごくいいものに自分で稼いだお金を払って参加できたということ。
彼女たちと一緒になって過ごすうちに、すごく優しい気持ちになれたことが大きなお土産だなと思います。
貴女達のかけがえのない時間を、買わせてくれてありがとう。
そして「オタク」の話なんですけど。
アイドルブームの勢いに比例してその存在もたくさん取り上げられるようになり、
ネタにされて嫌になったり何か別のものに見えたり、自分が気持ち悪すぎて消えたくなったりすることも多いですが、
バスツアーでは当たり前だけどオタクも一人の人間だということが自分含めてとても実感出来た。
ずーっと積み重なっていた嫌な感情が洗い流されたなーというか。
ハコムス達がとても自然にオタクと接してくれたのはすごく大きい。
あえて言うけど、彼女達にとっては仕事、営業、演技だったかもしれない。
*2
でも私達オタクが変に飛び出したり、悪ノリして雰囲気が壊れたりせず、
バスツアーを全員の力で楽しく過ごすことができたのは、
ひとえにハコムスがオタクに対して自然に接してくれたからだと思う。*3
何気ない話をたくさんしてくれてありがとう。
「私自慢していい！？昔大縄の八の字の大会で賞取ったんだよ！」←大縄跳び前に唐突に自慢してくるもかちゃん*4
1日目の2号車でずーっと喋って盛り上げてくれたぽにょ。
学校の話とか、オーディション受けた話とか、色んな話をしてくれたたまちゃん。
加入まもないけどマイペースに自分の主張をハッキリする(そしてそれが面白い）はるかす。
なかなか旅館で寝なくてヤンチャなハコムス達にカチキレするみきちゃん。
オレンジレンジの「花」のラップ部分がわからず朗読劇に走るもにーちゃんの面白さ。*5
今回のバスツアーの意味をかみしめて、すっごい良い顔をずっと見せてくれていたありちゃん。
バスツアーありちゃん綺麗すぎたよ。反則でしょ。
(運動は得意か？と聞いたら)
「意外と運動得意で、体育の成績は5！足の速さもクラスで上のほうなんだよ〜」←鉄戸さん
(なんでそんなに細いのと友人が聞いたら)
「でもマネージャーさんから痩せろって言われてて、バスツアーの前にも絞ったんだよね・・・。」←鉄戸さん
あと私が全然自分からいけなくても、気にかけてくれた鉄戸さん・・・。
鉄戸さんばっかりで申し訳ない・・・。
10も20も30も違うようなオタク達の前で、色んな面を見せてくれてありがとう。
いい大人でそこそこ気持ち悪いオタク達と盛り上がってくれて、楽しい、帰りたくないと泣いてくれてありがとう。
「アイドルのオタクとして」そういうものを享受できたことに最上級の幸せを感じています。
こんな風に優しくされる経験はなかなかないです(笑)
みんなのことが大好きです。アイドルになってくれてありがとう。
貴女たちのファンより、愛を込めて。
2015年6月5日
